こんにちは。NottingHillです。
英王室のメーガン妃が第1子となる男児を出産したことがここ最近、ニュースを騒がせています。
英王室の女性は、ファッションにも大きな影響を持っているんですね。
ウィリアム王子と結婚したキャサリン妃、ヘンリー王子と結婚したメーガン妃ともにファッションリーダーとしても有名で、2人が公の場で着用したドレスやファッションアイテムは、その後の売れ行きが急増するといいます。
英国のメディアは、第1子お披露目の際にメーガン妃がどんないでたちで現れるのかとても注目していました。
そして、実際に現れたメーガン妃が着用していたドレスは、かなり「サプライズ」なものでした。
着用ドレスのデザイナーは「ウェールズ・ボナー」

19年5月8日、ローヤルベビーのお披露目でメーガン妃が着用していたのは、英国の新進気鋭の女性デザイナー、ウェールズ・ボナーによるドレスでした。
トレンチコート風に涼しげに仕立てた白いドレスです。
このデザイナーを選択したことは、現地ではかなりの驚きを持って受け止められています。
なぜなら、メーガン妃はこれまで、オスカー・デ・ラ・レンタやジバンシーなどの確立されたビッグメゾンを好んで着ていたからなんですね。
どちらかと言えばまだ売り出し中の若手を選んだということで、今、ウェールズ・ボナーへの注目度が急上昇しています。
ウェールズ・ボナー(WALES BONNER)ってどんなブランド?
ウェールズ・ボナーは、女性デザイナーのグレース・ウェールズ・ボナーによって、2014年にロンドンで立ち上げられたブランドです。

当初はメンズラインから始まり、ウィメンズラインが加わったのはごく最近と、非常に新しいブランドですが、
立ち上げ直後に英国のファッション新人賞を受賞するなど、既にロンドンの要注目の若手デザイナーの1人として脚光を浴びつつあります。
20年のコレクションラインではクリスチャン・ディオールとのコラボも決定しています。
デザイナーのボナーの父親はジャマイカ人、母親は英国人で、自身のルーツであるアフリカの文化にインスピレーションを受けた作品を次々に発表しています。
メーガン妃もアフリカ系の母親とヨーロッパ系の父親を持っていますので、ボナーには自身と共通するものを感じているかもしれないですね。
高額な衣装代に批判も
ファッション関係ではさまざまな話題を提供してくれるメーガン妃ですが、その高額な衣装代には英国で批判も集まっています。
彼女がこれまでに着用してきたマタニティー・ウェアの総額は7千万円を超えたといいます。
これは兄嫁のキャサリン妃の7倍以上の金額だとか。
衣装代も合わせた全体の金額は1億5千万円を超えるともみられています。
英国では、王室の必要経費は基本的に王室が支払うため、国民の税金が使われるということはありません。
ただ、市民の感覚とはあまりにもかけ離れた金銭感覚に、多くの国民はあきれているとか。
メーガン妃は出産の発表をインスタグラムで行うなど、これまでの英王室のやり方とは異なる独自スタイルを貫いたため、伝統を重んじる英国では「異端児」扱いされている印象です。
ただ、いずれにしてもその言動やファッションには今後も大きな注目が集まることは確実です。
今回を機に躍進する、ウェールズ・ボナーの今後の活躍にも注目ですね。
キャサリン妃とメーガン妃のファッション術を考察しています。以下の記事でどうぞ。
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