こんにちは。NottingHillです。
せっかく買った靴が小さくてなかなか履けない、足がきつくて痛い、といった経験は誰にもあると思います。
そんなとき、一手間をかけるだけで靴が快適に履けるようになるかもしれません。
「気に入って買った靴だからできれば大事に履きたい」、「でもどうして良いか分からない」
そんな時に、読んでいただけたらと思います。
サイズの合わない靴は百害あって一利なし
靴のサイズが合わない、そう思いながらも無理して靴を履くことは絶対に避けた方が良いです。
なぜなら、無理な形で歩くことで体に大きな負担がかかるからです。
靴擦れによる足の痛みはもちろんですが、サイズの合わない靴をはき続けていると、無意識に歩き方が変わってしまいます。
その結果、姿勢や骨格が歪み、ひどい場合は外反母趾のリスクも高まります。
人生を彩ってくれる靴ですから、楽しく快適に履きたいものです。
「靴のサイズって変えられないんじゃないの?」。そう思っている方も大勢いらっしゃると思います。
靴の構造を大幅に変えることは難しいかもしれませんが、たとえば革靴ですと、履いているうちに次第に足になじみ履きやすくなった経験、たくさんの方がお持ちではないでしょうか。
皮革は伸びる性質を持っていますから、一手間をかけることで、フィット感を大幅に高めることができます。
「何かフィットしていない」「足が痛いな」と思いながら靴を履いている方は、無理な形で履き続けないで、これからご紹介する方法を是非試してみて下さいね。
ドライヤーを使って自宅で手軽にできる裏技【革靴の場合】
この方法はドライヤーを使うことで自宅で手軽にでき、私も何度も使用したことがあります。
用意する物は靴下2足とドライヤーのみです。
まず靴下を2枚重ね履きします。靴を伸ばしたい側だけで大丈夫です。
それから、靴のタイトに感じる部分に内側からドライヤーを当てます。
目安は1分弱でしょうか。長く当てすぎると、熱によって靴がダメージを受けてしまいますので、慎重に行って下さい。
すると革の該当部分が柔らかくなりますので、靴下を2枚履きした足を靴に入れ、そのままの状態で2時間ほど履き続けます。
このとき室内で歩き回っていただいても大丈夫ですが、あまり急激な動きは加えない方がよいかもしれません。
この間に、履いている方の足に合った状態で革が固定されます。
改めて普段の靴下で履いた際に、窮屈な感じが解消され、フィット感が高まったことを実感していただけるのではないかと思います。
とても手軽で便利な方法ですが、靴への影響を最小限に抑えるため、その後は靴クリームなど付けていたわってあげてくださいね。
シューズストレッチャー(シューストレッチャー)の利用
靴の修理専門店の中には、革靴の幅を広げるストレッチャーを備え、1週間ほどをかけてじっくりと伸ばしてくれるところがあります。
値段は1足あたり1000~2000円が目安です。
時間に余裕があり、専門店でしっかりと調整してもらいたいという方におすすめです。
またシューズストレッチャーは市販もされています。

シューツリーのように、靴の中に入れて一定時間をおくものです。
これを使用する際は、革を柔らかくするストレッチスプレーも市販されていますので、こちらと併用すると効果はより高まると思います。
ミュールのようにストラップが付いている場合は、ストラップの穴を増やし、長さを調節する方法もありますよ。
どんなにサイズを合わせて買ったつもりでも、フィットしていないと感じる場合はあるかと思います。
違和感を感じたまま履き続けるのはやめて、ぜひ今回の方法をお試し下さい。
みなさまが快適ですてきな靴ライフをEnjoyされることを願っています。