【夏の定番】最近よく聞くエスパドリーユって?

こんにちは。NottingHillです。

夏の装いの紹介の際に、最近エスパドリーユという用語をよく聞きませんか?

「見た目はスリッポンやサンダルに似ているけど、実際何が違うの?」、

「どうやって履きこなせばいいの?」、そんな風に思われる方も多いのではないかと思います。

そこで本日は、エスパドリーユ(espadrille)について分かりやすくご紹介したいと思います。

エスパドリーユとは

エスパドリーユとは、靴底にジュート(麻)を編み込んだ縄を使用した靴のことです。

甲の部分はキャンバス地や木綿布の物が多く、通気性に優れていることから、春や夏の時期の履物として親しまれています。

出典:https://www.toms.com

もともとはピレネー山脈に起源を持ち、フランスやスペインで長く愛されてきた履物なんですね。

一説によると18世紀から履かれてきたものだとか。

ここ数年、サステイナブルなファッションが注目を浴びる中で、エスパドリーユの快適性や環境への優しさという良さが見直され、火付け役となった「シャネル」をはじめ、さまざまなブランドがエスパドリーユのモデルを発表するようになりました。

それに伴って、日本でも「夏の定番」としての地位を確立しつつあります。

肩肘張らないエフォートレスシックのトレンドにもピッタリとはまっており、リゾート地や、普段使いの際にも、一足あれば活躍間違いなしの靴です。

スリッポンにサンダルも。デザインは多彩

エスパドリーユは、もともとはスリッポン型が一般的だったのですが、人気が出るに伴って、サンダルやレースアップに加え、足首のストラップやウェッジヒールがついたものなど、さまざまな形が発売されています。

ある一定の形のものをエスパドリーユと呼ぶのではなく、「靴底にジュートを編み込んだ」特徴を持った靴がエスパドリーユと呼ばれるということですね。

伝統的には主に女性が親しんできた靴でしたが、メンズでも多くのモデルがあり、男女どちらでも楽しめる履物です。

デザインの種類も多いです。もともとは単色で素朴なデザインをシンプルに履きこなすものでしたが、最近では甲にレザーを使用したり、夏やリゾートを意識して華やかなボーダーや水玉模様をあしらったりするなど、さまざまなデザインがありますよ。

ブランドですとシャネルやジミーチュウに加え、カスタニエールやガイモなどが有名ですね。

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履き方のポイント。靴下は?

エスパドリーユを実際に履くときは、どんなポイントに気をつけるべきでしょうか。

「靴下は必要なの?」 そんな疑問もあるかと思います。

エスパドリーユはもともと、地中海沿岸では「素足に履く靴」でした。

そんな伝統を考えると、靴下ははかずに素足に合わせるのが基本と言えます。

出典:https://thefashiontag.com/

その方が、この靴が持つ上品なリラックス感が十分に出ると感じます。

じゃあ、靴下履きはNGなのか。

履き方が多様化する中で、今や完全にNGとまでは言えません。

湿度の低い地中海沿岸とは異なり、特に夏場に湿度の高い日本では靴も蒸れやすく、素足で履くことに抵抗のある方もいらっしゃるでしょう。

そのような方には、靴からはみ出す部分の少ないショートソックスか、足の甲だけを覆うフットカバーをおすすめします。

そうすれば、エスパドリーユが持つ雰囲気を損なわずに靴下での履き心地も楽しめますよ。

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大切なのは、購入する際に自分は素足で履くのかどうか、履き方を考えることでしょうか。

素足ですと、靴下を履く普段の靴とはだいぶんフィット感が違いますからね。

お手入れは?雨にはご注意を。

エスパドリーユは靴底にジュートを使用しているというその性質上、雨には弱いと考えてください。

いったんぬれると乾きにくく、型崩れしやすくなります。

履いているうちにソールの汚れが気になった場合も、水洗いをすることはNGです。

固く絞ったタオルでたたくようにしながら汚れを落とすか、歯ブラシなどを使ったブラッシングがお手入れの基本になりますよ。

こうした注意点はありますが、エスパドリーユの持つ快適さは何にも代えがたいほどです。

みなさま是非、気取らないコーデでリラックスした履き心地を楽しんでくださいね。


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