こんにちは。NottingHillです。
「料理を本格的にやってみたいんだけど、どうすれば良いのか分からない」 「どうやったら上達するの?」
そんな風に感じていらっしゃる方、多いかもしれません。
料理が得意になりたいと思い立ったとき、大半の方は料理教室や料理の本、あるいは料理ブログで「テクニック」を学ぼうとされるのではないでしょうか。
もちろん、それも大切です。
ただ、最初にするべきもっと大事なステップがあります。
それは、「必要な道具」をそろえること。
料理器具はたくさんありますが、全部買い換えるなんて現実的ではありませんし、こだわるなら、料理がもっともっと好きになってからでも遅くはないです。
そこで今回は、本格的に料理を始めたい時に「これがあれば料理の幅が広がる」「準備も効率化できるし、時短にもつながる」というプラスアルファの便利グッズをご紹介します。
私自身が使用してきた経験からおすすめできるものです。
「周りに差をつける料理グッズを知りたいな」。そう思っている方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。
まず形(グッズ)から入ることも大切
私が料理を本格的に学び、これまで色々実践する中で、実感していることがあります。
それは、適切なツールをそろえれば、料理の質も自然と上がり、何よりキッチンの効率化や時短にもつながるということ。
プロの料理がおいしいのは、雑誌やテレビで特集されるような特別な創造力やテクニックに頼っているからではありません。
基本のプロセスを大切にして、一つ一つの動作の質を高める努力を怠っていないからなのですね。
そういった意味で、基本動作の質を高めてくれる料理器具には大きな価値がありますし、「急がば回れ」で、上質なキッチン用品をそろえることは、料理上達の近道と言えます。
テクニックよりも、まずは形(グッズ)から入ることも大切です。
1:こし器(漉し器)
まずご紹介したいのは「こし器」です。
既にお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、ざるで代用している、という方も多いのではないでしょうか。
ざるの網目は粗いものが多く、十分にこせていない場合もありますので、できれは専用のこし器をそろえたいところです。
ざる型に持ち手のついた形のものが多く市販されています。
フレンチでしたら、料理の基本となるブイヨン作りに欠かせません。
他にもスープの裏ごしや粉ふるいなど、料理ジャンルにかかわらず多用途に活躍してくれます。
ポイントは、網目の細かいものを選ぶこと。そうすれば、どんな場面にも対応できますので安心です。
2:クッキングバーナー
次は料理用の小型ガスバーナー(トーチとも呼びますね)です。
最近は料理ジャンルにかかわらず、「炙り」が大変人気ですが、これさえあればご自宅で手軽に炙りが楽しめます。
炙りは、炙る時間や箇所によって素材の舌触りが全く変わってくるんですね。
お好みの炙り加減で、そして炙りたてを提供できるという点で、自宅にクッキングバーナーを持つ意義は大きいです。
刺身やにぎり寿司をはじめとする和食でも、クリームブリュレなどデザートをつくる際にも、本当にさまざまな場面で活躍してくれます。
刺身にしても、自分でお好きなネタを炙ればびっくりするくらい香ばしさが違いますよ。
3:ガーリックプレス
ガーリックプレス(その名の通り、にんにくつぶし器ですね)も便利です。
どんな料理を作る際も、にんにくは基本の材料となりますが、
その際の手間を省いて、迅速化してくれる器具です。
にんにくのかけらを皮のままセットするだけですから、とても簡単ですね。
時々、にんにくを用意するのを忘れたままフライパンを熱してしまうこともありますが、
そんな時もこれがあればすぐににんにくを用意できますので重宝しています。
何種類か試しましたが、以下にご紹介するチリス(Zyliss)のものが最も使いやすいと感じます。
4:ジョゼフジョゼフのまな板
まな板では、愛用しているジョゼフジョゼフ(Joseph Joseph)の両面まな板をご紹介します。
これ特徴は、まず片面はなだらかな傾斜がついていますので、細かなくずや不要な汁が出る場合など、まな板の端に自動でたまる仕様になっているんですね。
これが思いのほか便利で、使用している途中にまな板をクリーンにする動作をかなり省くことができます。
もう片面には、中央にぎざぎざの突起がついており、肉などを切る際にはこの突起に当てて固定することで、滑ることなく切り分けることができます。
こちらもなだらかな傾斜がありますので、肉汁が一部出てきても、自動的にまな板の端に流れていきます。肉自体はきちんと固定したままで最後まで切り分けることができますよ。
5:小型ソースパン
最後は小型のソースパンです。
こちらは、ちょっとしたものを煮込んだり炒めたりしたい時に大変便利で、
たとえば洋食ならソース作りやゆでたまご作り、付け合わせの野菜を加熱する際などに大活躍してくれています。
「大きな鍋やフライパンじゃダメなの?」 そんな声も聞こえてきそうですが、
大きな鍋ですと表面積が大きいため、ソースなどを作ってもすぐに加熱されてしまい、蒸発していきます。
理想のとろみやテクスチャーをつけるためには、繊細な火入れで微調整できるものが必要になってくるんですね。
あくまで「脇」の鍋として位置づけが明確なので、場所も取らず、準備や片付けも簡単です。
一見地味ですが、一つあると大変便利ですよ。
私が使用しているWMFのものをご紹介しますね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
まだまだご紹介したいものはたくさんあるのですが、本日はまず「持っていれば料理が好きになる」グッズという視点で書かせていただきました。
みなさまが料理を一層エンジョイしていただけることを願っています。